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ハッピー動物病院の考える、動物を飼うための心構えです。動物の特性を理解したうえで動物を飼育することをおすすめしています。人も動物も幸せで暮らせるようにご指導いたします。

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動物を飼うに前に

ゴリラの写真
この地球上には、様々な動物がいます。
その中でも、人間に慣れるものや・飼育しやすい動物を愛玩動物としていつしか飼育するようになりました。
愛玩動物として飼っている動物たちは飼い主を信じ、慣れて非常にかわいく、人間に癒しを与えてくれます。
一方で、動物は一つの命です。癒されたいとか、かわいいという一瞬の感覚だけでペットショップで購入する前に一度冷静になって考えてみてください。

動物も人間と同じ生き物ですので、毎日生活をしていかなければなりません。動物たちは、すべて自分ではできないので必ず世話が必要になります。

・毎日欠かさず食事を与えられますか?
・排泄をしたらきれいにに片づけられますか?
・排泄物を踏んでしまって、体中汚物まみれになった状態の子をシャンプーできますか?
・散歩は毎日行けますか?
・病気になったら動物病院へ連れて行く時間・お金はありますか?
・動物アレルギーはもっていませんか?
・万が一性格が狂暴でもかわいがっていけますか?

最低でも、上記の内容がすべてクリアーできる確信のもとで動物を飼育することをお勧めします。

飼うなと言っているのではなく、動物も一つの命なので一生かわいがってあげてくださいというハッピー動物病院からのお願いです。

 犬の飼育について

ハッピー動物病院のロゴにもなっているバセットハウンドの写真
は、飼い主に基本的に従順で常に、飼い主の愛情を必要とする動物です。
愛情を降り注いできちんと飼育・しつけを行うと、その分飼い主に癒しを返してくれます。
お仕事で日中留守することが非常に多い方は、犬の飼育はあまりお勧めできません。日中家族のどなたかがいることが多い家に向いています。
の種類は世界中を見渡してみるとものすごくたくさんあります。昔は、人の仕事を手伝う使役犬として活躍していました。それぞれの仕事に適した体型、被毛、性格などなどに改良され現在の犬種ができあがってきています。犬種の性格、由来などを十分理解して購入してください。飼ってみたけど動きが激しすぎて癒されないなどはよくあることです。
性格の当たり外れを少なくするには、ある程度成長した子を購入するか、里親募集に問い合わせてみるとよいでしょう。
大型犬や活動量の多い犬は、ストレス発散のために毎日2回以上の散歩も必要です。また、小型犬は外に行きたがらないのであれば散歩には行かないという飼育法もあります。

また、犬はワクチンを接種することによって様々な感染症を予防できます。混合ワクチン接種は任意ですが、犬の健康を守るために混合ワクチンを必ず接種しましょう。一方、法律で義務付けられているワクチンがあります。狂犬病ワクチンです。世界には、人にも感染し発病すると100%死亡する狂犬病という病気があります。哺乳類すべてに感染しうるウイルスです。噛まれることによって、感染します。犬の狂犬病ワクチン接種率が高いことによりウイルスが日本国内に入ってくるのを防いでいるのです。

 猫の飼育について

可愛い子猫たちの写真

は、基本的に自由気ままな動物です。が愛情を欲しているときにかまってあげましょう。望んでいないのにしつこく構いすぎるとストレスで病気の原因になることもあります。尾をゆっさゆっさと大きく激しく振っているときはイライラしている証拠です。基本が、放っておいてほしい動物なので、留守しがちなサラリーマン家庭にも非常に飼いやすいでしょう。あくまで一般論で、性格も様々で犬みたいに飼い主べったりの猫も沢山います。どんな子に出会うかはきっと運命でしょう。
は室内で飼育することをお勧めします。一度でも、脱走して外が楽しいところだと認識してしまうと外へ出せ出せとずっと鳴いて非常にうるさくなりますので決して一度でも外に出さないでください。外には、感染すると一生治らないウイルスを持った野良猫がいます。野良猫との接触あるいは野良猫が出した排泄物との接触等によって感染します。また、けんかして大けがをしてくることもありますし、交通事故も非常に多いのも事実です。死亡してしまうこともあるのです。
また、不妊手術をしないまま飼育すると、飼い主のいないかわいそうな野良猫が近所でどんどん増殖してしまいます。猫の糞尿は非常に臭く近所迷惑にもなります。万が一、どうしても外へ出さずにはいられない場合には、必ず不妊手術を行ってください。

 うさぎの飼育について

可愛いうさぎの写真

うさぎは、草食動物で自然界では捕食される側の動物です。非常に警戒心が強く物音とかにも敏感です。ただ、愛情を持って接すればほとんどの子が人に慣れてきます。うさぎも他の動物同様性格は気が強い子から、大人しく従順な子まで様々です。気が強い子も、性ホルモンによって気がたっている場合もあるので不妊手術をすると性格が穏やかになる場合もあります。
うさぎの良いところは、何よりも吠えない・大きな声で鳴かないということだと思います。都会のマンション暮らしの方には適した愛玩動物といえるでしょう。
難点は、あちこちをかじるということです。注意しなければならないのはリモコンのボタン、電気コード類などゴムビニール製品が非常に噛み心地が良いらしく確実にぼろぼろになります。それ以外も、気に入ったものなら何でも齧るでしょう。放し飼いにする場合は十分な注意が必要です。
一般的には、ケージで殆ど飼っていて、見ていられる時に室内に放したりする場合が多いようです。

 フェレットの飼育について

フェレットの写真

フェレットは、イタチを性格の従順なもの同士掛け合わせ、人間が意図的に飼いやすいように作り出した動物です。フェレットを自然界に放っても生きていけないといわれています。性格的には、基本的にほとんどが従順で人に慣れやすく一生子猫のような性格であるといわれています。頭もよいので、芸を仕込むと覚える子もいます。
フェレットは、ファーム(農場)から出荷される前にすでに不妊手術を済ませているので自身で繁殖させるのは基本的に難しいでしょう。臭腺も除去されていますが、それでも独特の臭いがあります。
根本はイタチですので肉食です。フェレットフードが売られていますので非常に便利です。

 モルモットの飼育について

可愛いモルモットの写真

モルモットは、うさぎ同様草食動物です。エサもウサギとほぼ同じで大丈夫ですが、モルモットは体内でビタミンCを合成できないので、ビタミンCを食事に添加する必要があります。野菜など食事でとることもできますが、万が一のことを考えて与えておいたほうがよいでしょう。ビタミンCは失活しやすいので購入後もきちんと管理する必要があります。古くなったビタミンCは失活している可能性があるのであげていても体内にビタミンCが投与できていない可能性もあります。期限等はきちんと守ってください。
うさぎみたいに、跳ねないので骨折の心配とかもウサギに比べれば少ないですし、鳴かない上に人に良くなれますので非常に飼いやすい動物です。個人的には、モルモット飼育はお勧めです。
あちこち齧ったりするのは、ウサギと同じですので注意してください。

 ハムスターの飼育について

可愛いハムスターの写真

ハムスターは、いろいろな種類がいますが大きく分けてゴールデンハムスターかジャンガリアンハムスターを選ぶかになります。2種ともに人に慣れやすく、かわいがっていると手から直接エサを食べたり、手の上でエサを食べるようになったりします。非常に小さく愛らしいしぐさもするので人気の動物の一種かと思います。
雑食性で基本は穀類中心です。野菜類・ミルワームといった動物性たんぱく質も与えると食べます。ハムスターフードが売っていますのでそのようなものを中心に与えると非常に便利です。ただ、場合によってはヒマワリの種が沢山配合されているものもあり、それをそのまま与えていると肥満の原因にもなるので十分気を付けてください。
ハムスターで問題になるのが金網のケージでの飼育です。金網ですと、それを齧って歯が折れる原因となったり、網を登って上から落下し骨折の原因となったりするので、水槽タイプのケージでの飼育がお勧めです。
寒い時期疑似冬眠させないように、綿を入れる方がいますがそれも危険です。綿を紡いで糸状になったものが足に絡みつき足が腐ってしまう場合があるのです。
寿命が2年くらいなので、他の動物に比べ早いお別れが来てしまうのが残念です。

 フェレットの飼育について

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